親の介護で転職を考えている場合

 最近増えてきた転職の理由に、親の介護があげられます。社会の高齢化にともない、近年この理由で転職を考える方が増えてきました。介護で転職を考えている場合は、転職先の介護休暇の取りやすさや、勤務時間に融通がきくかどうかといったことの他、介護が必要な親がどういう状況かをシミュレートしておく必要があります。

 

 どれほど時間に融通がきく職場といっても、24時間、親から目が離せないような状態では、働かせてくれる職場はありません。自分が仕事に行っている間、親はどう過ごしているのか、認知の度合いはどの程度か、公的機関からのサポートは受けられるのか、兄弟や配偶者はどのくらい協力してくれるのかといったことを、しっかり考えておかなくてはなりません。

 

 また、介護休暇を取得した場合、どの程度収入に反映されるのかといったことや、フレックス勤務などを選択した場合、昇給や昇格にどの程度響いてくるのかといったことも考慮に入れる必要があります。

 

 親には年金収入があるので、亡くなるまでは自分が時短勤務でも生活に不自由はないはず、という方も居られますが、介護はいつか終わるものです。介護が終了した時に、自分の生活、自分の老後が成り立たなくなっていては本末転倒です。

 

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 また、介護は終わりの見えない仕事でもあります。医療の発展した近年、10年、20年と介護生活が続くことも考えられます。その場合に、自分が選んだ転職先で、自分と親が安定した生活を送り続けることができるかということも、熟考してみる必要があります。一人では難しい介護生活ですから、介護保険制度などを活用することも考えて、自分に最適な職場を選ぶことが肝要です。